前澤友作 1975年11月22日 出生時間不明 千葉県鎌ケ谷市
太陽は蠍座30度。最後の度数ですね。ここは大事な場面で悪ふざけをするという度数です。というと一体どういうことか意味がわからないと思います。
どうして蠍座30度には蠍座にあるはずの執着心が無いのか、どうして深刻な状況を受け止めるときにこの度数を持つ人は茶化すのかの鍵は、前の度数である蠍座29度が握っている事を説明しなければなりません。
蠍座29度は一般に涙の度数といわれていますが、それはこの度数を持つ人が優しすぎて人間関係のしがらみを断ち切ることが出来ずに、対人関係において深刻な問題を引き起こしやすいところから来ています。親との関係は最悪なのに、いつまでも実家から抜け出せずに同居する子どものようです。メリットも十分にありますが、他の水星座の後半度数と結びついてグランドトラインでも形成したら、「ここから絶対に抜け出せないのかも」という、さながらCUBEに閉じ込められたかのような絶望感もわきあがることでしょう。
で、ここからが大事なのですが、諦めた先、恐怖や絶望を通り越した先にある感情が蠍座30度の「執着心のなさ」や「お笑い」だと言うことです。
前澤氏は、一見明るく陽気にふざけているように見えて、実は太陽と水星が合で土星とも120度なので、頭が良くて器用で大変努力家で、人と違う事をやってみたいと思うはずですし、やらせたら何でも一通りこなせる能力を持っている人ということになります。また水星の蠍座26度は、どんな環境でもなじめます。
月は一応蟹座7度にしましたが確かではないです。この度数は目に見えない創造力やイメージを大切にする度数でもあり、遊び回る度数でもありますが、冥王星と金星の合と90度です。
冥王星は天秤座11度で人に教えたり伝えたりする能力、問題解決能力を持つアドバイザーであり、行き詰まった時に休暇が大切だと説く天秤座14度の金星との合です。そこに月が90度と、さらに180度で無邪気な木星が関わってくるので、「リラックスしよう、楽しくやろう」というのがかなり大げさにアピールされてきます。
(金星冥王星の莫大なお金を稼ぐ力に、180度の木星と蠍座30度の執着のなさが加わると、お金を配ったりするんですかね??)
通販は双子座や3ハウスの状態だと思うのですが、この辺りにも星は無いのですが、木星は牡羊座16度で、この度数はアルバイトをしながら役者を目指すとか、好きなことをやりながらお金を稼ぐとか、楽しいことに力を入れる度数ですね。純粋で子どものような人柄、自然が大好きなどの意味もあります。
火星は蟹座1度、古いものを新しいものへと復活させるルネッサンス度数。そこに月も合していて、さらに現実を変化させるには長い時間が必要だと知る蠍座5度の天王星と120度です。
年老いてもなお若々しい土星の90度も関わってきますので、あまりにも突飛な発想は受け入れてもらえないかもしれません。
海王星は射手座12度にあり、ここも古いものを新しいものへと復興させる度数で、火星の蟹座1度と共通しています。「やってみたい!」と思うことは何でもやろうとする度数ですし、好奇心旺盛で興味のあることは次から次へと表れるので、宇宙的なこともその一つだったのではないでしょうか。
時期的なことも見ようかと思いましたが、「生涯現役」的な土星、「アドバイザー」的な冥王星と金星の合があるので、ずっと活躍していく人なんだと思うと見なくても良いのかなと思いやめました。
考察まとめ
こうしてみると前澤氏は「純粋素朴、子どものような」というキーワードと、「古いものを新しいものへ復興させる」というキーワードが主に占めるキャラクターであることがわかります。
前澤氏は穏やかで陽気なトゲの無い人柄(でも少々毒舌気味)で、仕事第一というよりは、常に自分が楽しいと思うことや興味のあることをやってみようとする、少年がそのまま大人になったような人だと思います。
通販事業が向いているかいないかというより、楽しいからやっていたらいつの間にか仕事になっていたという感じなのでしょうか。
前澤氏のドラゴンヘッドは蠍座22度にあります。蠍座21度~25度の反骨精神は、個人の才能と直結してきます。何か社会への不満などがある場合、自分の中の衝動の解放は主に芸術や音楽やスポーツを通して表れてきます。荒々しい衝動やストレスを音楽やスポーツなどにして使うと、素晴らしい才能がある人ということです。牡牛座が無くても音楽の才能はこの辺りから来ているのだと思います。
以上、考察を終わります。