トランプ大統領 1946年6月14日生 午前10時54分 N.Y.ジャマイカ病院

※ノードは出ていませんが、ノードは双子座21度にあり皆既月食直前の生まれです。
※日本時間に設定すると若干ずれています。記事内は全てサビアン度数で書いています。
金星逆行中の出来事
2025年の金星逆行期間:3月2日~4月13日
- 3月4日 太陽魚座14度/金星牡羊座11度
- アメリカが対中国関税一律10%の上乗せを発動。
- 3月10日 太陽魚座20度/金星牡羊座10度
- 中国がアメリカ産の農産物に最大15%の報復関税を発動。
- 4月2日 太陽牡羊座13度/金星魚座28度
- 米政府が相互関税の導入を発表する。日本へは24%、中国へは34%。
- 4月3日 太陽牡羊座14度/金星魚座27度
- アメリカ、輸入自動車に25%の追加関税をかける。
- 4月4日 太陽牡羊座15度/金星魚座27度
- 中国がアメリカに一律34%の報復関税をかけると発表。
- 4月5日 太陽牡羊座16度/金星魚座26度
- アメリカ、一律10%の追加関税をかかる。
- 4月7日 太陽牡羊座18度/金星魚座26度
- トランプ大統領が中国に対して、報復関税を撤廃しなければ50%の追加関税をかけると表明。ブラックマンデー、日経平均暴落。
- 4月8日 太陽牡羊座19度/金星魚座26度
- 中国がさらに対抗措置をとると表明。
- 4月9日 太陽牡羊座20度/金星魚座25度
- アメリカの相互関税発動するも、同日90日間の停止を発表。日経平均上昇。
- 4月10日 太陽牡羊座21度/金星魚座25度
- アメリカ、中国に対する追加関税を145%にすると発表。
- 4月12日 太陽牡羊座23度/金星魚座25度
- 中国がアメリカに対する追加関税を125%にするがそれ以上はしないと発表。
とまあだいたいこんな感じで、金星の逆行ってあなどれないなと感じた4月でした。
まず本格的に相互関税を導入するとなった4月を中心に見ていくと、2日は太陽が牡羊座13度にあり、そもそも牡羊座11度~15度は集団社会を支配する権力問題に関係しやすい度数域です。
その中でも13度はカリスマ度数ともいわれ、現状に不満があると理想とのギャップにイライラして政治的な運動に率先して走りやすいとされています。しかも牡羊座なので、あまり深く考えず思いつきで行動を起こしたり発言したりしてしまうのですが、ムリなら諦めるという単純さです。
他人の意見を聞き入れるというのは天秤座の領域なので、天秤座が介入してくる5日の牡羊座16度以降は打ち出した政策(一律10%の追加関税)を周りがどう反応してくるか様子をみようとします。それでも牡羊座なので、周りからの反発があって、評価されず落ち込むことはあっても突っ走ろうとします(牡羊座17度)。

7日牡羊座18度になると、トランプ大統領の出生の木星天秤座18度と180度になり大言壮語になりやすく、さらにトランジットの木星双子座18度と火星も蟹座27度で出生の天王星、太陽、土星、金星にヒットしてきますので、ASCも絡んで理想のアメリカを現実のものにしたいとアクションを起こします。19度辺りまではこんな感じで、解決策を見いだせるのは20度の領域です。20度になると他者へ対する思いやりが出てきます。9日牡羊座20度で相互関税90日間の停止措置を発動します。
しかし10日の牡羊座21度になると、本来の牡羊座が戻ってきます。正確には天秤座を獲得した牡羊座としてリングへ上がって闘おうとするのですね。中国に対する追加関税を145%にするというのは、あまり現実的な政策ではないのですが、牡羊座だと「欲しいものを絶対に手に入れるために闘う」になってしまうようです。12日の牡羊座23度は願望実現の度数なので、トランプ大統領にとっては手応えのあった反応を得ることができたのではないでしょうか。また牡羊座の金星逆行時期に天秤座の中国との交渉合戦はなかなか興味深いものでありました。
金星逆行の間はトランプショックで相場も荒れましたから、新NISAなどで投資をなさっている方は気が気じゃなかったのではないかと思います。逆行も終われば相場も落ち着くので、早い段階で元通りの水準まで戻ってきているのではないかと感じています。今後の参考になれば幸いです。
以上、考察を終わります。