松村潔先生の言葉から探るホロスコープ解読法-個人的な備忘録- - うのーと

松村潔先生の言葉から探るホロスコープ解読法-個人的な備忘録-

UnsplashMatt Walshが撮影した写真

これは私が松村潔先生に鑑定していただいたときの備忘録です。「何でもいいから質問して」と言ってくださり、気になるところや占って欲しいところなどを聞いてみました。

ここでは個人的な鑑定内容については割愛し、松村先生の西洋占星術の基本的な解釈の部分のみを抜き出してみましたので、多くの方に参考になるのではないかと思います。

ホロスコープ全般について

たくさんのチャートを見ると過剰な読み方はしません。チャートをあまり見ていないと、ちょっとしたハードアスペクトでも大げさにみえちゃう。でもそんなことない。ホロスコープは最低5000人は見ないと基準がわからないよ。

子どものホロスコープ

子どもというのは、お母さんの願望そのまま、気持ちをそのまま、頭の中にあるもの全て形になって生まれてきます。お母さんの気持ち=生まれた日のホロスコープということです。

ホロスコープを参考にした子どもの育て方

天体の年齢域を考えて、それぞれの特徴を考えて育てるといいよ。

7歳までなら月の状態、学校行き始めの8歳以降は水星の状態、金星の状態は16歳以降、というように順を追って見ていくと良いそうです。

ハウスについて

3ハウス9ハウス、射手座と双子座が強い

好奇心旺盛で、広がりまとまりがつかない。本の読み聞かせ、テレビや面白い話などで精神が作られていく。色んなことに興味を持って渡り歩く。日本や海外、転々と色んなところをまわるかも。

10ハウス土星

10ハウス土星は管理者向き。会社社長のスキルあり。

(度数にもよるが)無理してもやり遂げるし、自分で「出来る」と先に言って、言った以上やる人。たたかれてもびくともしないくらい頑張る。無理なことを言って、「おまえには無理」と言われても、結局はやりとげる。

10ハウス土星は社会的スタイル。社会の中で生きるにはこうするべきだ、という年配からのプレッシャーがある

4ハウス蟹座

歴史や遺跡などに興味を持つ

9ハウスの木星

結婚相手は海外の人がいい。むしろそっちの方が良いよ。

アスペクトについて

合と180度

合は「能力」180度は「働きかけ」

仕事成功するには180度が無いと全然ダメ。社会に、他に、働きかけることができるから。そういう意味だから!

月が金星の180度のハードアスペクトしかない

180度はハードじゃないよ、働きかけだよ。誰かに対する働きかけ。気持ちを開くし、閉じ込めないし、また閉じ込める性質もない。明るく天真爛漫な人。月に緊張感はない。リラックスしている、どこが傷ついている?

水星と火星の合

水星の知性が鋭くなる。

冥王星土星の合

集中力。山羊座の冥王星土星世代は打たれ強い。社会的に突っ込みが入っても、ボコボコにたたかれても全然大丈夫。

山羊座冥王星土星合世代は、究極の努力をする世代。土台を変えていく時期にあって、そういう星のもとに生まれた子どもたちです。

天王星ノーアスペクト

突然独立性を発揮する。日頃はおとなしいんだけど、ある日突然全く違う事をしちゃったりする。

ASCとキロン合

そんなに問題の配置ではない。牡羊座のアセンダントにキロンが合なら、積極的に行動することに対して、はじめはコンプレックスがあるということ。それを努力していずれは克服していく。だからゆくゆくは積極的に行動できる人になる。キロンは治療するという意味があるから、いずれそこを治します。また同時にそういうところに弱みを持っている人に対して同情的だし、治すこともできるようになる。キロンは土星と天王星両方の意味を見ないと片手落ちになるよ。

水星と土星の180度は言語に問題がある配置なのか

そういう解釈ではない。水星と土星の180度は学者にめちゃめちゃ多い。この人達は間違いを嫌がる。何か調べて公表するにしても1つの間違いがあってもいけないから、100冊くらい調べてから答えをだすから遅いだけであって、特に山羊座の土星に蟹座の水星で180度だと、過去のことに関してはかなり厳格で慎重になります。

木星と海王星の90度

リラックスしすぎ。おもしろくていいよ。色々興味を持ちすぎるから1つに絞るよりほっといた方がいい。

4ハウス10ハウスにある180度

社会的な立場に出てくる。自分の立場を社会の中で確立する。がっちりしたスタイルを作る。

ドラゴンヘッドに水星や火星が合の人

わりとプロや専門家にウケる人。聞けば教えてくれるトクな人。

インターセプトについて

内輪に対する影響力。あまりおおっぴらに表にはださないもの。6ハウスと12ハウスがインターセプトなら、12ハウスはそもそも表に出ないものだし、内面でいいんじゃない。

まとめ

いかがでしたか。天王星ノーアスペクトとか、ASCキロン合の解釈とか、幅広い方々に共通してくるかなという部分を書き出してみました。また松村先生は180度(オポジション)のアスペクトは、ハードアスペクトではないとしています。(ハードアスペクトは90度で見ていました)180度がないと外に対する働きかけが出来ないとしていますが、そもそも出生図に180度のアスペクトが無い人の場合はどうしたらいいのか、というと、トランジットやプログレスで出来る180度を利用すればいいとのことでした。

以上、参考になれば幸いです。

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